【今日の日付と呼んだ範囲】2020年11月27日に306話まで読了。
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【タイトル】3人のトッププレイヤーが聖樹をぶっ壊すまで
【作者】とうもろこし 先生
【作品情報】100万字超え、完結済み
【描写スタイル】 結構キャラ側に寄せてる感じの3人称
【適当評価】
百万字越えの壮大な物語 ★★★★★
敵強い味方強いバランスいい ★★★★★
読者を飽きさせない工夫 ★★★★★
【一行感想】VRゲームから始まる壮大ファンタジー
【感想】
たまにこういう作品が眠っているのがなろうの良いところ。この綺麗にまとまった壮大なお話が10000ポイント行ってないんだからなろうでポイント集めるのって大変なんだろうなあという印象。
最初から最後まで太い一本筋が入ってるみたいに話が綺麗に流れてて、最初にどこまでプロットを作り込んでいたのかは作者様に是非聞いてみたいところ。そんなお話の流れを邪魔しない感じで、ファンタジー定番のストーリから、いろんなギャグ系の小ネタ、そして戦記的なお話まで丁寧に順序よく描かれていた。
たくさん出てくる主人公側からのキャラクターたちもしっかりと描かれており、一人一人の背景から最後のその時まで、しっかりと思い出すことができる。うん、本当によくキャラのキャラが立ってるお話だったと思う。
そんなわけで100万字の長編だけど、あっさりと読み切ることができてしまった。まあ文句なしに百万字読む時間を費やす価値があると思う。
あえて気になった点を挙げるとするならば、どこか一番面白かったかって代表的なシーンが思い浮かびにくいってところくらいかな……特に主人公まわりで。
酒飲みながら読んでたってことと、全体にバランスよく面白いからってのはあるとは思うんだけど。最後のラスボスの流れのあたりも、主人公まわりの話は結構サラっとしてたような印象を受けたような。
個人的には異世界勇者くん周りのお話がとても好みだったせいもあり、そっちのサブストーリーの方が印象に残ってしまっている。
ま、なんにしてもとても満足できるお話でした。
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–No. PD
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