長編小説 1−2 トイレから出る準備をしてみよう >>次話 >>目次 >>前話 ********** 空調が効いたままのトイレの中、僕は服を脱ぎ捨ててパンツ一丁になっていた。 公衆トイレで一人パンツ一丁になって一体何をしているのかって……別に変なことをしているわけじゃない。 ゴブリンから逃... 2020.09.11 長編小説魔王様の避暑地
長編小説 1−1 異世界転移したってのにトイレに引きこもる >>次話 >>目次 >>前話 ********** 震える足に鞭打って必死に走る。 地面を蹴る度に太ももにしんどい疲れが溜まって行くけれど、だからと言って休むわけにはいかない。 僕が目指すのは僕と一緒に転移してきた公衆トイレ。 ゴブリンのよ... 2020.09.10 長編小説魔王様の避暑地
長編小説 プロローグ これはもしかすると異世界転移ってやつなのではなかろうか 「困ったなあ、これは……」 目の前に広がる光景に困惑を隠すことができない。 限界ギリギリで駆け込んだ公衆トイレ。 腹の中で暴れていた危険物は無事水洗トイレの中に処理することができた。だから、大切なもの、つまり大人の男としての自尊心とかは失わ... 2020.09.09 長編小説魔王様の避暑地