異世界転移してたどり着いた僻地は魔王様の避暑地だった
１章あとがき
……というわけで、ちょっと中途半端なところですが、ここで１章をおしまいにする事にしました。一応このお話の基礎設定のイントロがある程度済んだという事で、２章は女騎士さんとの絡みを中心にお話を進めていこうかなと思っています。
１章は本当は……
異世界転移＞＞近くの森に入ったらゴブリンいた＞＞ゴブリンつええええ＞＞ゴブリンに追いかけられる＞＞魔王様に助けられる
ってシンプルな話を書くつもりだったんです。が、１話１話ごとにちょっとずつ筆が滑り、気づいたら異世界トイレが主人公みたいな話になってしまっていました。ま、これはこれで面白いかなという事で、このままの流れで話を進めていく予定です。
魔王様はちょいちょい登場させたいとは思ってるんですが、本格的に話に絡み始めるのは３章になってからという感じでしょうか。
それでは２章もよろしくお願いします。
登場人物
異世界トイレ
絵は適当。予定外に主人公化してしまった異世界トイレ。今のところ、水道水がポーション化、そして掃除用具が武器防具化している。またトイレを本来の目的で使用する事でレベルアップもし、アイテム・個室の追加やアップグレードも可能。そんななぜか色々と異世界転移特典の付いているトイレの謎は、後々少しずつ明らかになっていく予定。
鈴木隆
トイレの陰に追いやられているけれど、このお話の主人公。異世界トイレのおかげか、いきなり異世界転移させられた割には結構落ち着いて対応している。衣食住に戦闘と結構大変なシチュエーションのはずだけど、それなりに異世界人生を楽しんでいる模様。
女騎士
人族の女騎士。名前はまだない。サブヒロイン……になるかもしれない。
ブロンドヘアに抜群のスタイル。地球でいうところのコーカソイド系の美人。性格は変態系レズビアンか真面目系ちょいツンデレで悩み中。前者だと割と好きな某小説のイメージが強すぎて引っ張られそうなので、おそらく後者の性格になる予定。
魔王アシュリー
このお話のメインヒロイン……のはず。今の感じで書いていくと擬人化した公衆トイレ（♀）とヒロインの座を争うなんて事にもなりかねないけれど。
小悪魔系の完璧美少女。小悪魔っていうか魔王だけど。軽くカールした肩ほどまで伸びる黒髪。その髪の間からは生えた二本の小さな角。キリッとした黒い眉。切れ長の大きな瞳。形良く伸び上がる鼻筋。ぷっくりと柔らかそうな桃色の唇。まあ美少女。
黒に近い濃紺のワンピースがお気に入り。ワンピは一応魔法装備。
戦闘では肉体・魔法、共にシンプルに最強。彼女とこれまでにまともに渡り合えたのは、だいぶ昔に異世界から召喚された勇者だけだったそうな。
ーーNo. PD
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