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長編小説

3−5 魔王様で異世界トイレレベルアップ

>>次話 >>目次 >>前話 ********** 『トゥルーン……異世界トイレのレベルが10に上がりました』 火山の麓に呼び出した異世界トイレの前に僕は座っていると、そんな音声が脳内に流れる。 「おっ、やっぱりレベルが上がったかっ」 アシ...
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3−4 魔王様と前回勇者の日記

>>次話 >>目次 >>前話 ********** 「フィル……」 一足先にベジンへと旅立ってしまったフィルのことを思い出す。 彼女と絶望の森と死の砂漠の間で出会ったあの日……暖かな彼女を腕の中に抱え異世界トイレに向かう間、異世界にはこんな...
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3−3 魔王様と今後の方針

>>次話 >>目次 >>前話 ********** アシュリーは話を続ける。 「そういう感じでじゃな、スキルの書き込みを妨害したわけなんじゃが、メインの召喚術式の方はそうそう変えられなくての。人族の国ディノクが使った召喚魔法の元となっている...
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3−2 魔王様と異世界トイレ

>>次話 >>目次 >>前話 ********** 目覚めてから数日が過ぎた。 異世界トイレに行って【異世界ポーション水】を追加で飲んだこともあって、今では体の調子は前と同じく万全なものになっている。 目覚めてから特に何かがあったでもなく、...
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3−1 魔王様と知らない天井

>>次話 >>目次 >>前話 ********** ぼやけた視線が少しずつ焦点を結んでいく。 見えるのは曇り一つない真っ白い天井だけだけど。 「……この真っ白い天井は……知らない天井……だな」 かすれたような声が出る。 頭はぼんやりとしたま...
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幕間 異世界勇者の召喚妨害

>>次話 >>目次 >>前話 ********** 「禍々しい術式じゃのお……」 黒紫色のワンピースに身を包んだ黒髪の美少女が、宙に浮かび遠くを眺めていた。 彼女の視線の先では太い光の柱が天を貫いており、一見したところでは非常に幻想的で美し...
設定資料

魔王様の避暑地: 2章のあとがきと設定資料

異世界転移してたどり着いた僻地は魔王様の避暑地だった 2章あとがき ……2章が終わっても相変わらず魔王様がほとんど出てきませんでした。相変わらずのタイトル詐欺。3章こそは魔王様が出てきて、メインの登場人物になる予定です。 2章は女騎士のフィ...
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2−6 女騎士とキングオーク

>>次話 >>目次 >>前話 ********** 「逃げるっっ!! タカーシっ、トイレっ!」 同じ感覚を感じたのか、フィルが逃げの一手を指示してくる。 僕もフィルに完全に同意だ。 どう考えたって、今の僕たちじゃあいつには勝てそうにない。 ...
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2−5 女騎士と森を進む

>>次話 >>目次 >>前話 ********** 絶望の森に入ってから1週間の時が過ぎた。 これまでのところ僕らの旅は順調。 戦闘しながらの絶望の森の攻略は決して早いとは言えないけれど、着実に奥へ奥へと進めてはいる。 異世界トイレのレベル...
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2−4 女騎士と秘密作戦

>>次話 >>目次 >>前話 ********** 「そうだな。何から話すべきかな……」 少しの間悩むように目をつむったフィル。 やがて、彼女のまぶたが開き、綺麗な碧眼があらわになる。 「隆は、異世界から来た、と言っていたよな?」 「はい。...
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