ちょっと思いたってKDPで小説を出版してみたので、そのときのまとめ。小説の内容はこのブログとは合わないので秘密。
KDP出版のために手元のパソコンで準備すること
1 小説原稿と表紙の準備
とりあえずお試しってこともあり気楽に4万字くらいの小説を準備。
好きなエディターで書けば良いと思うけど、ワードとの相性はかなり良くなっている模様。私は英語版のワードというかOSを使ってたせいか、日本語表記が若干おかしくなるところはあったけれど、大体問題なくいけた。
縦書き横書きは最近はどっちでも好きにすれば良いって雰囲気もありそうだけど、小説はまだ縦書きの方が好まれているのかなって印象。
表紙は適当にタイトルと作者名だけ書いた表紙をgimpで作ってアップロードした。
2 Kindleで読むように原稿のチェック
アプリのkindel previewerを使ってチェック。KDPのサイトでアップロードしてからonlineのプレビューを使うこともできる。Macを使ってるせいかもしれないけど、三点リーダーなど表記がおかしくなるところがあった。エンコードを変えてみたら結構見れる感じになったので、困ったら同じ文字でもエンコードを変えてみるのはアリかもしれない。
KDPのウェブサイトでの入力など
3 KDPのアカウントの準備
KDPというかアマゾンのアカウントを作る。KDPのウェブサイトで売り上げの振り込み用に、税金やら銀行情報を入力する必要がある。この辺りは大量に解説ブログがあるので割愛。
4 本の情報入力と原稿のアップロード
タイトルやらあらすじ やらをKDPのウェブページで入力していく。必須項目はそんなになくて、任意で入力できるオプション項目が多い。本の見た目のインパクトを上げるには、いろいろ情報を付けといたほうが良いのかもなあとか思った。
カテゴリーは結構微妙。たくさんあるけれど、正直ちょうど良いなってカテゴリはあまり見つからなかった。なんとなく近いカテゴリを二つ登録。ついでにこの登録したカテゴリが出版後に使われてるかも謎。むしろアマゾンの方で振り分けられてるような気がしてるんだけど、どうなんだろ。わかったら追記する。
原稿のアップロードは普通にワードファイルなりEpubなりを添付すれば良いだけ。表紙の方も大体の画像形式でアップロードできそうだったかな。
5 価格の決定とKDPセレクトに登録するか決める
これは全くもって人次第だと思う。70%のロイヤリティを狙うなら、KDPセレクトでかつ最低3ドルくらいに価格設定しないといけないってことなのかな。私はunlimitedで読んでもらいたいってのと、価格安くしたところで購入数はさほど伸びないかなって予想で、70%のロイヤリティを取れる価格+KDPセレクトに設定。あまり詳しく調べてないので、何やら間違いはあるかも。
6 出版
ぽちっとボタンを押すだけ! 一旦原稿さえ準備しちゃえば、マジで出版手続きスムーズだと思う。
KDP出版後にやっといたら良いかもなこと
7 SNSで宣伝
出版してからやることと言ったら、宣伝とキャンペーンくらい。宣伝はSNSなんかでってことになるけど、フォロワー0のtwitterアカウントくらいしかないしもちろん効果はほぼなし。
8 無料キャンペーンもしくは割引キャンペーン
無料キャンペーンは賛否あるけど、無名作家の初投稿作品なんて無料キャンペーンでもやらないと一瞬で消え失せるのかも。無料キャンペーンやっとくと、よっぽど競争が高い分野でもなければ無料ランキングに入れるはずなので、そこであとはどれだけ人目を集められるかってところかな。
私のはカテゴリの無料ランキングの7位くらいで打ち止め。もう少し上にいってくれたら露出が増えたのかなって気もするけれど、初作品+表紙がファンシーじゃないってことでしょうがないのかなって気もする。
KDP一冊目を出版してみた雑感
……という感じで、原稿準備プラス投稿で2週間くらいで出版まで漕ぎ付けられた。原稿準備以外で時間を食ったなあと思うのは表紙の準備くらいっていう親切設計。驚くほどストレスがなかった。売れるかとか読んでもらえるかどうかはともかくとして、これならもう1回出版してみたいなと思わされてしまった。
ウェブにあげてる先人の御多分に漏れずあんまり売れてはいないんですが、売り上げやらアクセスの推移なんぞについては別投稿にまとめようと思います。
ーー No.PD
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