【web小説感想文】勇者先生 ~教え子が化物や宇宙人や謎の組織と戦っている件~

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小説基本情報

【今日の日付と呼んだ範囲】 2024年1月07日、102話まで読了

【webpage】 小説家になろう

【link】 https://ncode.syosetu.com/n5721il/

【タイトル】 勇者先生 ~教え子が化物や宇宙人や謎の組織と戦っている件~

【作者】 次佐 駆人 先生

【作品情報】 約30万字、連載中

【高評価ポイント】

異世界帰還主人公最強    ★★★★★
ヒロイン達中心のストーリー ★★★★★
程よい恋愛匂わせ描写    ★★★★★

小説感想

【感想】

新年あけましておめでとうございます。2024年もこちらのブログはなろう系小説の感想を中心に投稿していこうと思っています。本年もよろしくお願いいたします。

2024年最初の感想作品はこちらの勇者先生 ~教え子が化物や宇宙人や謎の組織と戦っている件~。年末の頃にローファン日間ランクの上位に上がってたのから読み始めたのだけど、これがとても良い作品だった。ストーリー・設定・描写力・キャラ、総合力のとても高いライトノベル。新年に最新話まで追いついたタイミングで、感想文を書いてみることにした。

さて、主人公は異世界帰還勇者というなろう系王道なわけだけど、そのまま学園教師に就職して教え子であるヒロインたちがさまざまな特殊能力の持ち主という設定が美味しい。能力系学園ものはそれだけで人気のある設定なわけだけど……複数の教え子が別のタイプの悪組織と別の能力を使って対峙していくから、ストーリーが多角的になって飽きが来ない。悪役と対峙することが中心の一つ一つのストーリーも丁寧に描かれている。それでいて学園を中心にして別ヒロイン同士の絡み合いもしっかりとあって、どんどんと作品の重厚さが増していく。キャラ管理とストーリー構成がとても上手な作品なんだと思う。

それに加えて、しっかり帰還勇者の主人公最強俺つえーの爽快感を随所で出すことも忘れない。やっぱりなろう系作品はこの俺つえーチート感を交えた方が作品がピリッとするよね。こちらのチートも本人の圧倒的な強さだけでなく、持ち帰りアイテムチートとか、魔法教育チートとか芸が多彩。うん、やっぱりこの作品は色々と『多彩』なのが良いよね。

それから程よい恋愛匂わせ描写も良いアクセントになっている。良質でタイプの違うヒロインいっぱいのハーレム系主人公……っていう感じのちょうどよく少年心を揺さぶるくらいのラブコメ描写。もちろん全年齢作品だからそんな濃いのは出てこないけれど、ラノベの恋愛系描写としてはちょうど良い感じだと思う。恋愛的な描写がプラスにならない作品ってのもあるわけだけど、この作品はしっかりと作品に味を加えていると思う。

 

まだまだ書けることはあるけれど、この辺りでおしまいにしておく。読みやすくてサクサク読める作品だし、まだ30万字ほどと短め。とりあえず読んでみるのをおすすめ。このブログは古い作品を紹介していることが多いのだけど、久しぶりに最近の連載開始作品からのヒットだったね。

 

–No.PD.

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