【今日の日付と呼んだ範囲】2022年8月14日、39話まで読了
【webpage】 小説家になろう
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【タイトル】 ギスギスした毎日に疲れ果てた勇者、週末は異世界「ニッポン」でまったり飲んだくれるのだけが楽しみです ~たまの休日くらい、独りで羽根を伸ばさせろ!~
【作者】 山崎 響 / Spa-ox 先生
【作品情報】 16万字、連載中、コミカライズ化
【作品スタイル】 かなり主人公1人称よせの3人称
【高評価ポイント】
日本のお食事チート ★★★★★
異世界勇者の地球転移 ★★★★★
異世界ストーリーもあるよ ★★★★★
【一行感想】 のんびり系異世界勇者が日本の食事やらビジネスホテルやらを満喫するよ!
【感想】
異世界居酒屋のぶあたりがなろうで連載していた頃は、ランキング上位に幾つか地球のお食事中心系のお話があったと思うし、一通りの異世界食事転移スタイルの作品が作られていたような記憶がある。もう定かではないけどねー。
しかし最近はあんまりこう「食事もの!」って感じのやつをランキングで見かけることはなくなってきたよねえ。ハイファンの異世界転移ストーリーに日本の食事を絡めるのは、テンプレとなって脈々と生き伸びているとは思うけど。
っていうかそもそもランキング上位はほとんど恋愛ものになってるのか今は。長文ハイファンですらほとんど上位から姿を消しているわけだし、時代の流れというのは面白いものだねえ。もっともなろうの流れを携帯小説の流れからって考えれば、なろう始まった頃はえぐめの恋愛小説みたいのも多かったよね。
っと脱線してしまったのでお話を作品に戻す……このお話は異世界勇者の方が日本に転移して日本の食事や生活を楽しんでいくというスタイル。
話のネタは割と身近に転がっているってわけで、ある程度の文量までは結構書けてしまう系の設定。でも、そうであるだけに、こういう作品は描写力が全てっていうか、うまそうな食事をうまそうにかけるだとか、普通の日常を面白おかしく書ける作者様だと作品が輝くわけで……そういう作品は、もうだらだらと読み続けられてしまうわけで、この作品もそんな作品の一つでしょう。
この作品の場合は普通に異世界でもそれなりにストーリー展開させれてるのがアクセントになってるのが良い感じ。
だからこそ、一応異世界勇者だっていうのに日本では完全にだらだらと過ごすだけっていうお話スタイルがばっちりとはまるのだ。
タイトル通りのお話でしっかりと面白い系作品なので、タイトルでぴんときたら読んでみるのをおすすめする。今のところ16万字とさくっと読み終えられる長さだしね。
–No.PD.
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