【web小説感想文】音使いは死と踊るを読んだ感想

eyechatch なろう

 

 

【今日の日付と呼んだ範囲】 2022年7月6日、156話まで読了。

【webpage】 小説家になろう

【link】 https://ncode.syosetu.com/n9898cc/

【タイトル】 音使いは死と踊る

【作者】 弁当箱 先生

【作品情報】 65万字ほど、完結済み、書籍化

【作品スタイル】 説明描写多めの男性主人公1人称

【高評価ポイント】

程よい強さの能力もの ★★★★★
魅力的なキャラたち  ★★★★★
だけどみんな死ぬ   ★★★★★

【一行感想】 どんでん返し多めの現代ファンタジーもの

【感想】

学園無双の勝利中毒者の方から飛んできたんだかランキングから見つけたのかは忘れたけれど、見つけられてよかったという作品。あ、学園無双の勝利中毒者の方もかなり面白い。

それはともかく、ちょっと前のなろうっぽい作品という印象。今のように書籍化作品がバタバタとで始める前のなろうだと、こういう主要キャラを殺していく作品ってのは結構あった気がしている。最近だと一般受けを狙うとなると読後感を下げないために主要キャラを殺さないってことが多くなってると思うのだけど、この作品はしっかりと殺しまくった上で面白く作品を仕上げきっている。

っていうか今見たら作品の投稿開始は2014年あたりか、さもありなん。

内容としては悪の組織vs正義の味方で、主人公は悪の組織側、親友は正義の味方側に分かれ、そこからどんでん返しの連続で飽きずに65万字一気読みできる系の作品。こういうヒリヒリとした緊張感のある作品ってのは昨今レアだよね、ちょっと前ならハイファンでもこういう作品結構あったような気がしている、っていうか今でもたくさん埋まってるんだろうけど自分でスコップしないといけないんだろうね。

能力は強いけれど、強すぎず弱すぎず。絶妙なバランスで敵味方の勢力が作り上げられていく。こういうしっかりとした世界を描くには、プロット段階でしっかりとした設定を作る必要があるのかなー? ぜひ作者様に教えていただきたいところ。

やっぱり味方も敵も、特に味方側のキャラが立ちまくっているのがこの作品を特別なものに仕上げていると思う。上がってくる作品ってのはやっぱりキャラが強く押し出されてるんだなあってのを改めて思うわけです。

この作品が書籍化されてないのは不思議……って思ったら、なろうの小説情報ページで特に書いてないだけでやっぱり書籍化されているのね。

学園無双の勝利中毒者も最後に読んだところからは少し進んでるのかな。後で読みにいくことにしよう。

 

–No.PD

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