【今日の日付と呼んだ範囲】２０２２年２月１６日に３４１話まで読了。
【webpage】小説家になろう
【link】https://ncode.syosetu.com/n1132dk/
【タイトル】呪術師は勇者になれない
【作者】菱影代理 先生
【作品情報】２３０万字ほど、連載中、書籍化
【作品スタイル】考えオープン系１人称時々他キャラ視点
【適当評価】
主人公の癖の強さ ★★★★★
キャラクターの豊富さ ★★★★★
ストーリー構成 ★★★★★
【一行感想】クラス転生＋バトルロイヤル＋異世界ダンジョン＝面白い
【感想】
日間ランクに珍しく長文連載があったので気になってクリック……したら時間が溶けた。クラス異世界転移からのダンジョンバトルロイヤル突入、そして魅力的なキャラたちが織りなす多角的なストーリー。戦闘やダンジョンの設定も本格的だし、２３０万字浮気せずに一気読みできる名作でしょう。
このまま完結していただけたらもう言うこと無し……なんだけど、一応もうちょっと書いてく。
やっぱこの作品はキャラがとてもいいと思うんだよね。
まずは主人公。面白い能力が揃っているけれど直接戦闘は低い……かと思わせておいて、工夫で強敵もやっつけるっていう絶妙な設定。その設定が主人公の色々考えまくってるのに時々ぶっとんでるパーソナリティと合っていて、主人公の考えを読んでるだけでも面白い。
恋愛がメインな作品ってわけでないんだろうけど、ヒロインキャラたちとの絡みもいいよね……ポリコレにも対応した（ってわけではないんだろうけれど）最初のふくよかヒロイン。主人公絶対主義なヒロインはいかなる作品でも良いもの。ぜひとももっとイチャラブして欲しい。
そして２番手なのか、１番手なのか読ませることのない黒ギャルヒロイン。なんとなくこっちのイチャラブシーンのほうが記憶にのこってるんだけど、まあいずれにしろもっとイチャラブシて欲しい。
そのほか、勇者パーティーやら、モブキャラたちのパーティーやらまでしっかりキャラを作り込んでお話を作り上げている。ここまでたくさんのキャラをしっかりかき分けている作品ってのはそうそうお目にかかれないよ。
異世界クラス転移＋バトルロイヤルってのは鉄板設定な気がするんだけど、意外とぱっと思いつく名作が思い浮かばんなかったりもするんだよなー。まあこの設定自体には特に言うことがあるわけじゃなくて、まあこの作品がこのカテゴリのナンバー１になったなー、という読後感。
あえて付け加えるならば、そこまで書いてくれるのかはわからないけれど、ダンジョンの外に関しての設定・伏線がちらほら打ち込まれているのもいいよねえ。ダンジョンがメイン舞台で進行してるのに、大きな世界の中で読むことができるし、どこまでも物語が膨らみそうな期待感がある。
書きたいことはまだまだあるけれど今回はこのへんで。お話もまだまだ続いているので、もう少し本編が進んだらまた読み直しにいこう。
というかこの作者様、黒の魔王の方なのね。黒の魔王も連載始まった頃はおっかけてたんだけど、久しぶりに読み直そうかな……５５０万字か……
–No.PD
関連記事
コメント