アマゾンのKDPで一冊目の小説を出版してみての雑感

アイキャッチ KDP

 

絶賛爆死中のKDP一冊目。それ自体はある程度予想通りだったからいいのだけど、今後の向上のために少々考察はしておきたいとこの投稿を書いている。

2023年12月追記:

25冊ほど出版を続けて新しい記事を書きました。よろしければこちらもご覧になってみてください。

関連ポスト: アマゾンKDPで25冊ほど小説をセルフ出版してみての傾向と雑感

KDP一冊目の売り上げの推移

出版の概要

文字数:40000字(だいたいkindle90ページ)

カテゴリ:小説系の一分野

価格:3ドル

KDPセレクト: yes

KDP unlimited: yes

無料キャンペーン: 出版後の週末に向けて5日連続

売り上げ

有料売り上げ 1冊

無料ダウンロード 100冊

既読KENPC 300

2週間で大体こんなもの。という訳で全く売れていないし読まれてもいない。

KDP一冊目が全く売れなかった理由

文章力の問題

web小説の経験はそこそこ長いけれど、小説家として何か訓練を受けているわけではない。というわけで文章力がそもそもなってないって可能性はある。ま、これはそうだったとしても、今すぐにどうこうできることではないので、とりあえず置いておく。

そもそも本を手に取ってもらうってところまでに至っていない

表紙

表紙は重要ってみんな言ってるからきっとそうなのだろう。しっかりと内容にあった絵を書いてもらうっていうのは多分売り上げには効くんだと思う。自分で表紙絵練習中ではあるのだけど、後数ヶ月は使いものにならなさそう。適当なところで表紙絵をつけて動向を見てみたいところ。

今回のは文字だけにしてもあまり見やすい表紙ではなかったので、次も同系統の表紙で出版するにしても要改善。

本当は表紙絵を10万くらいで書いてもらうってのがいいのだろうけど……今やると間違いなくそれだけで赤字になる。その価値のあると思える作品が書けたときには、試してみたいところ。

タイトル

タイトルは人目につく様にちょっと長めのタイトルをつけといたのだけど、ここはイマイチわかっていない。kdpは長めのも短めのも、売れてるし売れてないみたい。

ランキング的なもの

ランキングの変化は以下のような感じ。

まずすごく最初に一冊買ってくれた人がいて、そのおかげでカテゴリの有料ランキング300位からスタート。だけどこのランキングはあっという間に1000位代まで、落ちていった。

これじゃ全く露出がないなってことで無料キャンペーンを始める。期間は5日間。大体のランキング推移はこんな感じで、カッコ内は大体のダウンロード数。ちょっとダミー。

無料ランキング 

10位(14)
6位(37)
10位(17)
15位(11)
17位(5)

ってなわけで、無料ランキングは二日目で頭打ち。これの解釈についてはちょっと悩むところ。同分野の他の人の過去の傾向では5日目までしっかり伸びてたので、同じく5連で入れてみたんだけど、私の場合は二日で一旦止めといたほうがよかったかなと思われる。

重要なのは無料ランキングが終わった時点で有料ランキングでどこまで上がれるかなんだろうけど、これが確かカテゴリ130位くらいだった。と言うわけでこの時点で既に有料売れ筋ランキングからページ落ちしてしまっている。これでは無料キャンペーンをうった意味はさほどなかったんだろうな、という印象を受けた。

無料ランキングでは二日目が一番高いところにいたので、この時点で無料キャンペーンを打ち切っていたら有料ランキングのどのあたりに入ったのかが気になるところ。kdpの次の作品では無料キャンペーンを短めにして様子を見てみる、というのは一つやりたいこと。

それから、その後4のカスタマー評価をつけてくれた人がいらっしゃって、その時にもランキングが120位くらいまで上昇した。KENPCがちょっとついた日でもあったので、どちらの影響かはわからないけれど、こう言うちょっとした上昇の時に有料ランキング入りできる様な出版体制を整えたいところ。

価格

どうせ本自体はほとんど売れないから70%のロイヤリティーを取れる最低価格に設定した価格。しかし、ほとんど売れないと全く売れないは似て非なるもの。

4万字程度の初小説に3ドルの値段をつけたのは、ほとんど売れないが全く売れないに変わる止めをさした可能性はある。

次回は有料ランキングに入ることを一つの目標として、35%のロイヤリティーの最低価格(1ドル?)に入れるのもありかなと考え中。

KDP二冊目に向けて取り組もうと思ってること

本当は同じような内容とサイズの小説を出版して、比べたい細部だけを変えるってのがベストなんだろうけど……ちょっとそれは難しいので二冊目に向けて変えようと思ってることをいくつか。

表紙: 間に合えば表紙絵。間に合わなければ見やすさを心がける。

内容: 前回は若干不得意分野での出版だったので、今度は得意分野で勝負する。ただkdpでどっちの内容が受けるのかは謎。kdpの出版後のカテゴリの出版作品がイマイチ統一性がなくて、どうやってカテゴリ分けされてるのが謎。

文字数: 前作は40000字くらい(キンドルページで90ページほど)だったので、ここを少しテコ入れして増やそうかなと考え中。文庫本レベルの15万字くらい書いてもいいのだけど、とりあえず連作の1作目という感じの内容で半分の7万字くらいで書いてみようかと思っている。

価格: 35%ロイヤリティーでランキング入りを狙ってみる。1ドルでも全く売れないって可能性はあるだろうけど、一冊よりは売れて欲しいところ。

無料キャンペーン: 2日、2日、1日と3ヶ月に分けて無料キャンペーンをやろうかなと考え中。2ヶ月目からは売れ行きの動向次第でもあるけど。

ーーNo. PD

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